
1.脳の二大気分を知る
脳の認識回路の特性から生じる、複雑性を愛するアナログ気分と、合理性を尊ぶデジタル気分。誰の脳にも内在する二つの気分ですが、年齢と性別によって、その比率が大きく違います。脳のデジタル/アナログバランスは、男女の感性の違いや年齢による感性の違いを作り出す、大きな要因の一つ。単なる男女の違いではなく、脳の回路バランスの違いとして、男女の感性を見つめてみましょう。2.男女脳の違いによる思考、行動特性、能力差を知る
男女脳の最大の違いは、右脳と左脳をつなぐ脳梁(のうりょう)と呼ばれる神経線の束の太さの違い。この太さの違いが、デジタル/アナログバランス違いを生み出しているのですが、それ以外にも、ことばの紡ぎ方や、ものの見方・感じ方に大きな差を生み出しています。
3.時代の風に乗る
産業構造は、合理化を旨とするため、基本的にデジタル脳型社会です。しかしながら、1999年から、時代は28年間に及ぶアナログ気分期を迎えています。市場全体が、アナログ傾向を強く呈する今、女性や50代半ば以降の男性たちが持つアナログ気分を、職場で上手に活かすことこそが、企業のパフォーマンスを上げるコツでもあるのです。
黒川伊保子くろかわいほこ
株式会社感性リサーチ代表取締役
倉敷芸術科学大学 非常勤講師
日本感性工学会 評議員
【研修の強み】
製造業、流通、保険、サービス、商社、銀行など、さまざまな企業様が、人事、開発、マーケティングなどの各部門で、導入いただいています。
自他の脳の違いを知ることは、コミュニケーションのノウハウを手に入れるだけではなく、ものの見方を大きく変えます。人は多くの場合、誰もが同じように感じていると思いがち。「脳が違えば正義の有りようも違う」とわかると、人生観が変わり、職場での視界も大きく開けることがあります。この講座は、単なるテクニック講座ではなく、社会人としての心の持ちようを大きく変えるきっかけとして導入していただきたいものです。
【出身地】長野県生まれ、栃木県育ち
【趣味】ことばの秘密を読み解くこと、ボールルームダンス(社交ダンス)
【座右の銘】特にありません(何ものにも囚われないことが感性活用の最大のコツなので、ことばによって意識の方向性を確認することはしていません)
【受講者へのメッセージ】
何ものにも囚われないこと、無邪気であること…これこそが、脳の感性を最大限にするコツです。しかしながら、ただ無邪気になることは、普通はなかなかできないもの。脳の有りようと知ると、周囲の脳が愛すべきものに見えてきます。すると心のしこりが解け、しなやかに振る舞うことができるようになるのです。知こそが担保してくれる、大人の無邪気さがそこにはあります。いわば、知的無邪気ノススメ。まずは、知ることから始めてください。