10月19日(土)はイクメンの日 家事メン・イクメン増加中! ただし、妻の本音は「もっと●●してほしい」

 女性のための生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長 内堀眞澄、以下弊社)では、主婦の“もういちど働く”を応援するホップ・ステップ・ワーキングシリーズを展開。女性の活躍を推進するためには、家事や育児を夫婦が力を合わせて行える社会環境が重要です。
 そこで10月19日(土)の「イクメンの日」を前に男女それぞれに「夫の家事参加・育児参加」に関する調査を実施しました。
★アンケートはリビングweb/リビングパートナー/産経新聞iPhone版・Android版で実施した(9月5日〜11日、有効回答数男性227 女性351)

■夫は家事に参加しているか?に7割の夫が「はい」
 今回のアンケートでは、「夫(自分)は家事に参加している」と答えた夫は70.4%。妻の回答では夫が家事をする人は55.2%で、その差は15%。さらに家事参加への満足度を聞くと、60.6%と半数以上の妻が夫の参加に満足しています。ちなみに、男性の自分の家事参加への満足度はさらに高く75.7%という結果になりました。
ただし実際に声を聞くと、お互いに言いたいことがあるようです(下記参照)。特に、「自分が忙しいときには、自分で気づいて動いてほしい」「やり方が違うので困る」という妻が目立ちました。一方夫側にも、妻と同じようにはできないことで怒られたり、手を出さないでと言われたという悩みがあります。

■言わなくても自主的に担当してほしいのは自動車や風呂の掃除
 妻が夫に「言われなくても自分からしてほしい」家事は“掃除”でした。自動車・自転車の掃除や、風呂、庭などは、“言われてする手伝い”ではなく、自分で気づいて掃除する“担当者”になってほしいと考えています。
ゴミ出し・風呂掃除は「やってもいい」と思う夫が多い家事。ただし風呂掃除は「やりたくない」家事でも3位です。お風呂を自ら進んで掃除できるようになると、家事メンとしてポイントアップ!!
一方、多くの夫が「やりたくない」と考えている「食品などの買い物」「洗濯物を取り込む」。
一見簡単そうですが、献立や予算に合った商品選びや、たたむことを考えた取り込み方など、意外に主婦の眼鏡にかなうのが難しく、ダメ出しをされやすいのかも。妻側が、買い物のノウハウや注意点を丁寧に伝えることで、夫の積極的な参加を促すことができるかもしれませんね。

■約8割のパパが育児に参加。うち75.3%が自分の育児に満足
 今回のアンケートでは、20 〜 40代の子どもを持つ男性の約8割が「育児に参加している」と回答。イマドキのパパはまさに“イクメン”です。
この状況に、妻の65.6%、夫の75.3%が満足。さらに、夫の育児参加を採点してもらったところ、夫は100点満点中67.4点、妻は66.8点とほとんど点差はありませんでした。
妻からは、「休日は子供と出かけたり、私に1人の時間をくれる」「周囲からは“かなりイクメンだね”と言われます。しかし本人には自覚がないよう。“してやっている感”が全くないことがありがたいです」など、夫への感謝の声がありました。
しかし、家事と同様、フリーアンサーでは悩みや不満がいろいろあるようで・・・。

■夫に「言わなくてもしてほしい」おむつ替えは、夫が「やりたくないこと」1位
 夫が「やってもいいな」と思う第1位「子供と遊ぶ」は、妻にとっては「言わなくても自分からしてほしいこと」の第3位。
「風呂に入れる」はともに2位。この2つは夫がもっと積極的になることで、お互いの満足度が高まるはず。
一方で、妻が「自分からやってほしい」と望んでいて、夫がやりたくないことの第1位は「おむつ替え(トイレの世話)」。これを自分からスッとできる人はイクメン上級者といえるかもしれません。

※アンケートの結果は、10月19日付リビング新聞の特集「デキる家事メン・イクメン、ここがツボ」で、夫へのアドバイスとともに紹介します。リビングweb=http://mrs.living.jp/ でも、10/17から公開します

イクメンの日とは…子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性を指す「イクメン」をもっと増やしていこうと、10月19日を10(とう)さん、19(いく)じの日と読む。2011年に制定

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