ミセスのデータ

介護保険

 4月にスタートした新介護保険制度。制度開始後、初の大幅な見直しとなりましたが、予防重視の内容について「よく知っている」「まあまあ知っている」と答えた人は29.7%と、ミセスの認知率は今ひとつのようです。
 「サービス対象者は特例を除き65歳以上」という基本的な内容についても、知っている人は全体の4割以下…。とりわけ保険料をおさめていない20代では2割、30代では約3割と低調でした。
 「今後、家族や自分が要介護状態になった場合、心配なこと」を聞くと、トップは「介護にかかる費用」で57.2%=グラフ。その後は「介護保険のシステムがわからない」「介護する人や頼れる人がいない」と続きます。
 一方、実際に今、制度を利用している人からは「1割負担で済み、費用面で助かっている」(45歳)、「積極的に制度を利用し、情報を得る努力をして!メリットは大きいはずです」(30歳)など好意的な意見が寄せられました。(編集部 柴田千弘)

【データ】
WEBアンケート実施。2月24日−3月3日