ミセスのデータ

地震後30分間にとった行動

 直接の被災地ではない首都圏でも震度5強を記録した東日本大震災。地震当日、真っ先に主婦がとった行動は? 首都圏の既婚女性に、最初の揺れが納まった後30分くらいの間にしたことを選んでもらった(地震があったときにいた場所は自宅51.6%、職場22.1%、公共・商業施設11.0%、その他15.3%)。
 安全確保・避難面では「携帯電話を手に持った」44.4%、「家の内外を点検した」27.8%、「屋外に出た」26.9%が上位。情報収集では「テレビを見た」が67.8%と一番高い。家族や知人の安否確認のために「メールをした」73.1%、「電話をした」71.9%。生活対策としては「水を汲み溜めた」が43.8%、「買い物をした」が39.7%。
 安否確認の通信手段として「役に立つ」と感じたものには、つながらなかったという声も多くあるものの、「携帯電話のメール」53.3%、「固定電話」29.6%が上位に挙げられた。


★震災時の通信に関して感じたこと
・ケータイサイトの災害用伝言版の使い方を家族で確認し、家族間の連絡の取り方、集合場所を事前に決めておきたいと思った(千葉県・30歳)
・職場におり、パソコンからユーストリームで情報を得ていた。普段は利用していなかったが、早くニュースをキャッチできて便利な情報源であると思った(東京都・62歳)
・ツイッターでスムーズに安否確認ができたので、まだもっていない家族には、ツイッターかスカイプのアカウント準備をすすめたいと思った。携帯メールや電話は全くつながらなかったし、エラーで返ってきた(神奈川県・34歳)

最初の揺れが納まった後30分くらいの間にしたこと

【データ】
リビング新聞公式サイト「えるこみ」ウェブアンケート調査から。2011年3月18日〜27日実施、有効回答数834人(うち首都圏在住のミセスは335人)。リビングくらしHOW研究所調べ