ミセスのデータ

普段よく食べる魚介類など

 「普段、家や外食でよく食べる魚介類」を全国の主婦に聞いたところ、トップ5は「さけ」「さば」「さんま」「ぶり」「えび」という結果に。首都圏と関西圏で比較すると順位も数字も若干異なり、「あじ」と「塩干魚介」は首都圏が、「さば」は関西圏のほうがよく食べている(グラフ参照)。トップ10外でも「かれい」「たい」などは関西圏のほうがずっと割合が高く、地域によって親しまれている魚介類に違いがあるのがわかる。

 また、家庭での魚介類を食べる頻度をたずねたところ、「2、3日に1回」が5割、「週に1回」が3割程度だった。「毎食」または「1日1回」と答えた人も13%おり、理由は好きだからという以外にも「コレステロール予防」「低カロリー」「カルシウム豊富」「肉ばかりでは栄養がかたよるから」など、健康を気にして食べるようにしている人が多い。好きな食べ方に関しては「焼く」と「刺身」がダントツで人気だが、「調理方法のバリエーションが少ない」という声も。

★魚介類を月に1、2回しか食べない、または全く食べない人の理由

  • 夫、子供が嫌いなので。(神奈川県・41歳)
  • 魚の料理のレパートリーがない。(千葉県・49歳)
  • 家で調理すると生臭いにおいがずっと残るので嫌だから。(大阪府・36歳)
  • 後の処理が面倒なので。(千葉県・40歳)
  • 食べたいけど、魚は高い。(大阪府・33歳)

■データ
リビング新聞の公式サイト「えるこみ」でのWEBアンケート調査から。2012年2月実施、回答数1212人。リビングくらしHOW研究所調べ