vol.90

OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
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OLマーケットレポート

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OLは電車の中で何をつぶやく?話題のツイッターの利用について徹底調査!

設問

調査概要

  • 調査期間:2010年4月
  • 調査方法:シティリビングホームページ 「Citywave」メール会員に対するWEBアンケート
  • 集計数:779人(不明・非該当のぞく)
  • 平均年齢:33.5歳
  • 勤務形態:正社員(総合職)…24.9% 正社員(一般職)・・・48.4% 派遣・・・18.9% 契約嘱託・・・7.6%

1ツイッターを知っていますか?

(n=779)

グラフ

「ツイッターを知らない、聞いたこともない」と回答したOLは、僅か2.6%、昨年12月に実施したシティリビングのアンケートでは約3割のOLが「ツイッターを知らない」と回答しており、ここ数ヶ月でツイッターの認知度は急速に高まっており、ブレイクしていることは明らかと思われます。また世代別の認知度も大差なく、20代、30代前半、30代後半以降も同様の認知度でした。

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2ツイッターが周囲で話題になっていますか?

(n=779)

グラフ

ツイッターの認知度はかなり高まってきているが、約5割のOLは「ツイッターは周囲ではほとんど話題になっていない」と回答しており、身の回りで話題になるほどのコンテンツがまだツイッター上にないことがうかがえます。

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3ツイッターのアカウントを持っていますか? (ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

(n=235)

グラフ

「ツイッターの利用方法まで知っている」と回答した方の中で、アカウントも持っている方は約6割。 「利用方法を知っていてもアカウントを持っていない人」が約4割いるということは、アカウントがなくても 他の人のツイートは見られることからかもしれません。今後 アカウントが増えていくかどうかは、「自らつぶやくこと自体がおもしろい」という風潮が広がるかどうかにかかっていると思われます。

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4ツイッターでは自らツイートしていますか?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

(n=232)

グラフ

ツイッターの利用方法まで知っていると回答した方の中で、「自分でもツイートする、他の人のツイートも見る」という積極的な利用者は4割弱。「自分ではツイートしないが、他の人のツイートは見る」と回答した方は3割弱、「ツイッターをそもそも利用しない」方は約3割。利用しない理由は「興味がわかない」「おもしろさがわからない」等。OLの中ではまだまだつぶやくこと自体の魅力は浸透していなことがうかがえます。

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5ツイッターを始めたきっかけは?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

(n=144)

グラフ

「メディアで話題だからツイッターを始めた」という方は約5割、次いで「有名人のつぶやきを見る」という方は3割強、「手軽さ、知人とのコミュニケーションとして始めたという」方は3割弱。 有名人のツイートをマスコミが取り上げ話題になり、認知度が高まり、手軽さも加わって、利用者がどんどん増えていく流れかと思われます。

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6つぶやく頻度は?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

(n=144)

グラフ

「アカウントは持っているがほとんどツイートしていない」方は約4割。「1日に1回程度ツイートしている」方は約3割。数時間おきにツイートしているヘビーユーザーも2割弱いて、つぶやくOLと、つぶやかないOLが明確になりつつあるように思われます。

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7フォローしている人数、フォローされている人数は?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

フォローしている人数(平均)  52人
フォローされている人数(平均)  41人

「フォローしている、フォローされている」は、ともに約50人程度。数百人単位でフォローしていたり、フォローされているOLもいますが、ごくごく少数派でした。 フォローしている主な有名人では勝間和代さん、孫正義さん、堀江貴文さんなど。またニュース等でも取り上げられた政治家の名前も多くあげられていました。

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8ツイッターのアクセス手段は?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

(n=134)

グラフ

「家のPCからの利用」する方が7割強いるにもかかわらず、「モバイルでの利用」が6割以上いるというのがツイッターの特徴か。140文字という短いコミュニケーションがモバイルとマッチングしていると思われます。また、モバイルでツイッターを利用している方の約2割がi-Phoneユーザー。i-Phoneの普及が顕著な結果でした。

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9どんな時つぶやいていますか?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

(n=108)

グラフ

「帰宅後、家で」と「休日」と回答した方が5割強。「通勤時につぶやく」方は3割、「帰宅時の電車の中でつぶやく」方は4割、モバイルでツイッターを利用している方が多いことがここでもうかがえます。

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10どんな時つぶやきを見ていますか?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

(n=119)

グラフ

つぶやきを見ている時間帯は ツイートしている時間帯とほぼ同じで「帰宅後、家で」と回答した方が6割強と最も多く、次いで「休日」「通勤時、帰宅時の電車の中」でと回答した方が4割を越えており、ちょっとした時間につぶやきを見られることがツイッターのブレイクした要因のひとつと思われます。

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11何をつぶやいていますか? ツイッターの魅力は?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

つぶやいている内容は、「今、目の前でおきていること、」「今、思っていること」「旅行先での近況」「会社のグチ」「とりとめもないこと」等が多く、まさに“つぶやき”といったところでしょうか。魅力については「手軽さ」「リアルタイム感」「つながり」と回答した方が多数いました。

ツイッターの魅力について

  • リアルタイムさがよい。また有名人だとファンの返信もおもしろい。(29歳未婚)
  • 新商品のお菓子など話題の品について写真を投稿し、つぶやいている。周りの反応がダイレクトにくるので面白い!(32歳未婚)
  • 普段やり取りをする友人がSNSからツイッターに移行したので、近況を知る為。(28歳未婚)
  • 最初は独り言や、ミニ備忘録としてつぶやいていたのに、それに反応して返してくれる人がいて楽しくなった。(31歳未婚)
  • 必要以上に接触せずとも、その人の日常や考えに触れることができる。(31歳既婚)
  • 言うほど面白くはない、もはや企業の宣伝ツール。(38歳未婚)
  • 本当に心のつぶやきを書いている。リアルタイムに情報を得ることができるからツイッターは面白い。海外通販の割引情報、趣味関連のニュース等、情報をいち早くキャッチアップできるのが魅力的。有名人と身近になれた気がするところもよい。(29歳未婚)
  • 何気ない一言を読むことでなんとなく人とつながっている気がして癒されるから。(26歳未婚)
  • 愚痴や思った事を正直につぶやいてます。フォローされている人の中に知り合いがいないので本音を書けます。(26歳未婚)
  • 本当に心のつぶやきを書いている。リアルタイムに情報を得ることができるからツイッターは面白い。海外通販の割引情報、趣味関連のニュース等、情報をいち早くキャッチアップできるのが魅力的。有名人と身近になれた気がするところもよい。(29歳未婚)

「テレビ等で話題になっている程、魅力的とは思えない」等の意見も多く、OLはまだまだ ツイッターの魅力については手探りな感じがうかがえます。 OLにとってツイッターが魅力的なWebメディアになるかどうかはそこに「共感性」があるかどうかであり、今後Ustream等、ツイッターと親和性の高いWebメディアに組み込まれOLの共感を生むようなメディアに進化していけば、OLにとってツイッターの魅力は向上していくと思われます。

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12ツイッターを始めてブログやSNSの利用頻度の変化は?(ツイッターの利用方法を知っていると回答した方のみ)

(n=123)

グラフ

「ツイッターをするようになったがブログやSNSの利用は変わらない」と回答した方は8割弱と多く、現状ツイッターとSNSやブログは共存していく傾向がうかがえます。ただ2割強の人が「ブログやSNSの利用が減った」と回答しており、ツイッターは今後のブレイク次第ではソーシャルメディアにおける中心的な存在になる可能性がうかがえます。

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13今後、ツイッターを利用しますか?(現在ツイッターの利用方法を知っていると回答した方)

(n=126)

グラフ

「ツイートする頻度は今のままで定期的につぶやく」と回答した方が4割弱、「今後ツイートする頻度が増えていく」と回答した方が2割強とツイッターはまだまだこれからどんどん盛り上がっていく傾向がうかがえます。ただ「他の人のつぶやきは見るが、自分でツイートすることは飽きた」と回答している方が既に1割弱いて、「そのうちつぶやきもしない、他の人のつぶやきも見なくなる」と回答した方が2割おり、時間の経過とともにツイッターの利用頻度は下がっていく可能性も見受けられます。

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14今度、ツイッターを利用してみたいと思いますか?(ツイッターを知らなかったと回答した方のみ)

(n=308)

グラフ

「ツイッターで情報発信してみたい」と回答した方が1割、「有名人等のつぶやきを見たい」方が4割弱。まだまだツイッターの裾野は広がる可能性は大いにありますが、「利用しないと思う」という方が5割と多く、認知度は高まっても利用度はある程度のところで止まる可能性もあると思われます。

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<まとめ>
  • 1年前は全くと言っていい程、認知されていなかったツイッター。言葉の響きのよさも手伝ってか、ツイッターのもつ現状の魅力や理解度以上に急速に認知度が高まった感じがうかがえます。今後、ツイッターがUstream等、他のWebメディアの中に組み込まれ、ツイッターの魅力が今以上に高まれば、OLの利用頻度はどんどん増加していくと思われます。またi-Phoneに代表されるスマートフォンの普及もツイッターの盛り上がりを後押ししていくように思われます。
  • 「ツイッターとブログやSNSとの共存」においては、現状はツイッターの目新しさもあり、「ブログ、SNSの利用頻度は変わらず、ツイッターの利用は増えている」と回答した方が多く、今後は ツイッターの特徴である140文字という手軽さが、ブログ、SNSで情報発信しなかった層に響き、ブログやSNSを超える、ソーシャルメディアの中心的な存在に飛躍する可能性は大いにあります。ただ「ツイッターの何がおもしろいかよくわからない」というツイッターの物足りなさを指摘する声も多く、利用者はツイッター派、ブログ派、SNS派とメディアの特性に合わせて分かれていく可能性もあり、今後、利用頻度において差がついてくる可能性もあります。ブログやSNS同様「見るけど情報発信しない」という大多数の層が、今後どれだけ「自らつぶやく層に変わるか」ということが、ツイッターがSNS、ブログを超えるメディアになるかどうかの大きなポイントになると思われます。
  • 今回の調査結果では、現状、ツイッターはOLにとってはまだまだ「自分達のメディア」というレベルには達しておらず、そのため 現在、実験的に行われている企業発信のプロモーション系のつぶやきコンテンツだけではOLの共感を得ることは難しいことが予想されます。そのためツイッターでプロモーション系の情報発信を試みる場合、共感を得ている既存メディアとのクロスコミュニケーションで、情報を魅力的なコンテンツに仕上げる必要があると思われます。知名度が一気に広まったツイッターですが、ブログやSNS、You Tubeなどに匹敵するメディアになるかどうかは、まだまだ未知数と言え、単なるブームで終わるか、ソーシャルメディアの中心的役割となるか、既存メディアとのコラボレーションが大きな鍵となると思われます。