[移住調査] 持家一戸建てのミセス26.8%が移住も検討!? 大阪・兵庫18市「暮らしと街アンケート2015」調査結果   わが街に将来も住み続けるか? 転居・移住への関心は?

サンケイリビング新聞社とグループ会社のリビングくらしHOW研究所は、大阪・兵庫のミセスに対して、自分の住む市区について、暮らし心地を評価してもらうアンケートを実施しました。
 そのうち、転居・移住の意向についてのまとめを「暮らしと街アンケート2015」調査結果(大阪・阪神間・神戸)として速報いたします。
*「リビングくらしHOW研究所」とは、総合女性マーケティング企業集団である「リビング新聞グループ」のシンクタンクです。


■「賃貸マンション」は転居・移住したい・どちらとも言えない、が40.7%にも
 回答者のうち47.0%が「持家一戸建て」住まい、「分譲マンション」は29.9%だが、将来にわたって今の市区に住み続けるか?という問いに対しては、全体の19.9%が「どちらともいえない」と、肯定していない。「できれば引っ越したい」「ぜひ引っ越したい」を合わせると27.7%に。
 中でも「持家一戸建て」住まいのミセスは、20.0%が「どちらともいえない」と答えた。5人に1人が、住み続けるとは決めていない。「できればほかの市区に転居・移住したい」と「ぜひほかの市区に転居・移住したい」を合わせると、26.8%に。
 一方、「賃貸マンション」は、27.7%が「どちらともいえない」と思っており、「できればほかの市区に転居・移住したい」、「ぜひほかの市区に転居・移住したい」も合わせると、40.7%になっている。

■30代、40代が、都市部を離れて地方に住むことに憧れる

 将来にわたって住み続けるかどうか「どちらともいえない」「できれば引っ越したい」「ぜひ引っ越したい」という27.7%の回答者に、さらに、地方へのあこがれを聞いてみた。
 都市部を離れて地方で暮らすことに、「たいへん憧れる」「まあまあ憧れる」を合わせた42.8%は地方に関心を持っている。地方に住む親の高齢化が気になるなど、現実的な事情があるかもしれないが、4割以上という数字は多いのではないか。
 年代別では、30代、40代が多く「憧れる」と答えている。

■教育、医療・福祉など充実、買い物・交通も不便でなく、自然豊かな場所…とは

 転居・移住を具体的に考えるとき、住む街に最も期待することを選択してもらったところ、「教育、医療・福祉などが充実している」34.1%、「買い物やレジャーなどが不便でない」16.0%、「鉄道・道路などの社会基盤が整備されている」14.3%、「自然環境が豊かである」13.5%と続く。
 1位は世代による違いはなく、30代・40代もリタイア組にとっても、教育、医療・福祉など社会環境が整っていることが基本。買い物、交通などもそれなりに便利な土地が求められる。
 買い物、交通の利便性も求めたうえで、自然環境への期待も中位であることから、移住先として、地方の大都市・中規模都市を選ぶ可能性は高い。利便性が確保され自然も豊かな都市近郊も、教育、医療・福祉が整っていれば魅力のある土地と言える。


(調査概要)
大阪・兵庫のサンケイリビング新聞社の各媒体のメルマガなどで回答をよびかけアンケートを回収。
・調査期間 2015年9月17日〜30日   ・回答数2112
・居住市については、
▽回答数50以上100未満の市は、下記の通り
  吹田、茨木、池田、箕面、寝屋川、尼崎、宝塚、芦屋、伊丹、川西、明石
 ▽回答数100以上の市は、下記の通り
  大阪、堺、枚方、豊中、高槻、西宮、神戸
 ▽回答数20未満が8市、2郡あり、合計68回答あった
   ※和泉、交野、守口、門真、摂津、八尾、大阪狭山、豊能郡、八幡、川辺郡

■本リリースに関するお問い合わせ先
 サンケイリビング新聞社(大阪) / リビングくらしHOW研究所(大阪支社)  担当:黒田
  Tel 06-6647-2154  Fax:06-6647-2094