40代から急増する女性の「更年期高血圧」に要注意 〜20代から80代の女性1280人にアンケートを実施〜

サンケイリビング新聞社では、「女性の高血圧」アンケートを実施(※1)。10月28日号のリビング新聞(大阪・兵庫142万9761部発行※2)で、「更年期高血圧に要注意〜40代からの血圧管理」を特集しています。

※1 アンケートは2017年9月21日〜27日に、リビングWebで実施。有効回答数1280(20代〜80代女性・全国)
※2 (社)日本ABC協会「フリーペーパー発行社レポート2017年1月〜6月」の地区別分析部数に基づく


 男性の高血圧は30代から徐々に増えるのに対して、女性は40代〜50代の更年期を境に急増。血管を拡張させる働きのある女性ホルモンの減少が理由で「更年期高血圧」として注意が必要。放置すると動脈硬化から脳卒中、心疾患など重大な病気につながります。

 高血圧には自覚症状がないため、血圧の測定が不可欠ですが、調査結果から、40代の女性で血圧測定する頻度は、「年に1回」が33.3%で最多。測定場所は「健康診断」が約50%と、見逃しがちな兆候が出ています。また、自分や家族の高血圧が気になっている場合の対策としては、減塩・運動などに加え、「ストレスの改善」も。特に50代女性は、「高血圧の原因になりそうなもの」として、ストレスを1位にあげています。

高血圧対策で実行していること
・成分表の塩分をチェックして夫に知らせる。水分を摂らせる(神戸市・53歳)。
・みそ汁を作ることをやめた(立川市・59歳)。
・夫は朝晩の血圧測定と、会社で高カカオチョコレートに効果があると聞いたらしく毎日食べています(茨木市・41歳)。
・妊娠中に高血圧症になり入院した時、1日塩分5グラム制限でした。だから自分で作る料理も5グラムに制限(和歌山市・36歳)。
・血圧計を購入してこまめに測り、 忘れないように夫婦で一緒に測るようにしている(名古屋市・30歳)。
・酢たまねぎを毎日食べています。 血圧計を購入し毎朝測ってアプリにつけています(東京都・49歳)。
・父が何にでも醤油を足していたので、醤油さしを一滴ずつしか出せないもの
に変えました(横浜市・33歳)。

《特集記事では》
日本高血圧学会理事で、国立循環器病研究センター高血圧・腎臓科で外来を担当する中村敏子先生(関西福祉科学大学教授)に取材。“更年期高血圧”の解説や対策、「降圧剤は一度飲むと一生飲み続けることになるのか」「妊娠中の高血圧は将来の高血圧と関係ある?」「水泳は高血圧対策になるか」など、アンケートで寄せられた高血圧に関する疑問への回答を掲載しています。

 また、公式サイト「リビング大阪Web」では上記情報に加え、正しい理解を促すため、正解者の中から抽選で3人に上腕式血圧計(提供:オムロン ヘルスケア)が当たる「高血圧クイズ」も実施しています。

      リビング大阪Webはこちら
    http://r.living.jp/mrs/osaka/1028ketuatu


【本リリースに関するお問い合わせ先】
 株式会社サンケイリビング新聞社
 編集局編集部 担当:北村・森下
 TEL:06-6647-2034 FAX:06-6647-2094
 E-mail:ktmrrika@sankeiliving.co.jp