ミセスのデータ

量的緩和の解除

 日銀の「量的緩和の解除」について、「内容を知っている」ミセスは全体の49.5%と半数近くに及びました。
 家計の管理や資産運用で金利上昇の対策を立てているかを聞けば、「すでにしている」人が5.8%、「まだ具体的にはしていない」が24.1%、「良い対策があれば考えたい」が49.2%で、気にはなるが、今は様子見という人が7割以上。対策として、投信や国債などの運用系商品の検討、預金の預け換えなどが挙がりましたが、多数を占めたのが、住宅ローンの借り換えでした。
 住宅ローンを返済中のミセス(154人)に絞って聞くと、「すでに借り換えた」人は14.3%、「現在検討中」が24.7%、「借り換えはしない」54.5%という結果に=グラフ。
 「借り換えはしない」人は固定金利で借りた、残債が少ないなどメリットの少ない場合がほとんど。一方、4分の1を占めた「現在検討中」の人は「2年ごとに金利見直しするタイプなので、常に他行商品をチェック」という“積極派”から、「少しでもトクなところを探している」とい“慎重派”までさまざまでした。
(編集部 荒井康江)

【データ】
WEBアンケート4月27日−5月7日実施。有効回答382。