ミセスのデータ

防災2

 「災害発生時に1番心配なことは何か」と聞いたところ、46.6%のミセスが「家族がバラバラのときに被災すること」と回答しました(グラフ)。しかし、「災害に備えて家族で決めていることがある」人は30.7%と3人に1人の割合でした。
 「家庭で非常用持ち出し袋を用意している」人は43.3%で、昨年の同様の調査結果(36.9%)より若干増えましたが、「この1年間で非常用持ち出し袋の点検を行った」人は、29.1%と3割弱という結果に。また、32.7%の人が「家屋の倒壊・破損」を心配しているにもかかわらず、「家の補強・耐震対策をしている」人は、全体の18.8%でした。
 前回、99.1%の人が「地震」を不安に感じていることに触れましたが、防災対策を実践している人は決して多くはありません。今後は意識と行動のギャップを埋めていくことが課題といえます。
(編集部 岡崎奈穂子)

【データ】
WEBアンケート7月13日−17日実施。有効回答数1180。