ミセスのデータ

気になる相続

 もめごとを残さなのが何よりの財産ともいえる「相続」。この相続について考えたことが「ある」と答えた人は全体の65.2%。年代別に見ると30代までは「ある」「ない」の割合が半々だったのに比べ、40代で68.8%、50代では76.9%と着実に意識が高まっています(グラフ)。
 また、「ある」と答えた人に、相続のどのようなところを知りたいかと聞いたところ、「相続税」(58.7%)、「相続の手続き」(48.6%)、「遺言書」(35.9%)などが挙がりました。不安に思う内容として「きょうだいが多く、未婚の妹もいて“平等に”は難しいそう」(大阪・40代)、「子供がいないので遺言書がないと持ち家など、どうなってしまうのか心配」(兵庫・40代)、「一人っ子同士で結婚したので、住む人のいない実家の処分をどうするか」(神奈川・30代)「親に借金があり、相続でそれを負うのはイヤ」(東京・20代)など。現代ならではの家族のカタチ、気持ちの変化を垣間見ることができます。 

(編集部 荒井康江)

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