ミセスのデータ

大震災1ヵ月後の体調

 東日本大震災から1ヵ月過ぎた時期、首都圏ミセスに「震災の影響で心身の疲れがたまっていると感じますか?」と聞いたところ、84.4%が「感じている」と回答。「感じる」人が具体的に挙げた症状は「地震酔い・揺れている感じがする」73.4%、「気持ちが暗い・元気が出ない」42.9%、「眠れない・眠りが浅い」34.2%など。震災疲れへの対策として心がけていることは、「いつもどおりの行動」50.3%、「規則正しい生活」39.0%、「なるべく体を休める」36.7%などが多く挙げられた。
 また、「震災後に自分の考え方や人生観が変わったと感じますか?」との問いには、「感じている」が77.7%と大多数。フリーアンサーコメントの中にも「一日一日を大切に生きよう」「やりたいことは先延ばしにせず今やろう」など、前向きな気持ちの変化が多く見られた。

★震災後にどのように人生観や考え方が変わったか?
・今まで以上に今を一生懸命に生きようと気合を入れ直した(神奈川県・46歳)
・些細な事でも幸せと贅沢を感じられるようになった(東京都・54歳)
・やりたいことを先延ばしにしない。毎日丁寧に暮らす(東京都・62歳)
・衣食住のうち、食の水と米は絶対必要。衣と住は金さえあればよい。貯蓄を大事と思う気持ちが強くなった(東京都・47歳)

震災の影響で疲れを感じる人の具体的な症状

リビング新聞公式サイト「えるこみ」ウェブアンケート調査から。2011年4月14日〜17日実施、回答数441人(うち首都圏在住ミセスは218人)。リビングくらしHOW研究所調べ