ミセスのデータ

震災後、主婦の節約意識は「お金」から「時間、電力、水」へ

 東日本大震災後に節約意識が「高くなった」と回答した全国の既婚女性495人に、「特に節約を意識している出費項目」について聞いた。

 上位3位は「水道光熱費」70.3%、「外食」52.7%、「衣料・ファッション」50.3%で、どの項目も半数超が節約を意識していると回答。昨年3月の節約意識調査と比較すると「水道光熱費」が28.5%もUPしており、4位から1位に上昇した。一方、昨年70.0%で節約意識項目のトップだった「食品」は、今年35.1%もDOWNし、「水道光熱費」と順位が入れ替わった。いずれも震災による節電意識の呼びかけや、食品の安全意識の高まりが顕著に現れた結果と言えそうだ。

★あなたが今、具体的にしている「節約」はどんなことですか?

  • LED電球に変えている。今まで以上に、無駄な電気を消す(東京都・39歳)
  • お風呂の水を洗濯に利用している(神奈川県・31歳)
  • 家族でリビングに集まり、電気を節約する。携帯電話の使用を減らし、なるべくメールに(埼玉県・39歳)
  • ものを買うときに本当に必要かよく考える(兵庫県・27歳)
  • 食費を少しでも減らすため買い物を控えて、できるだけ冷蔵庫の中にあるものでやりくりする(千葉県・32歳)
  • レジャーに行くときは、車を使わずに自転車や歩きにして、お弁当を持参している(兵庫県・39歳)
特に節約を意識している出費項目

【データ】 リビング新聞の公式サイト「えるこみ」でのWEBアンケート調査から。2011年10月実施、回答数873人。リビングくらしHOW研究所調べ