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家庭での食生活の悩み

 家庭での食生活の悩みを全国の主婦に聞いたところ、「夫や子どもの食べ物の好き嫌い」が最多という結果に。好き嫌いの多さが、栄養の偏りが気になる、作るメニューが限られる、皆が食べられるメニューを考えるのが大変など、様々な悩みに派生しているようだ。

 2位は「メニューがマンネリ、ワンパターン」。3位は「家族の食事時間がバラバラで揃わない」で、食べる時間がバラバラなので出来立てを食べてもらえない、一人ずつ用意するのが面倒、家族で食卓を囲めなくて寂しいなどのコメントが寄せられた。

 ほか「家族の健康や栄養のバランスが気になる」「家族の好みがバラバラ」がそれぞれ上位に。具体的には夫が夕食を遅い時間にとるので肥満が気になる、朝食がパン党とごはん党に分かれるので用意が面倒くさいなど。家族それぞれの生活スタイルや好みに応えようとする、主婦の努力がうかがえる。

家庭での食生活の悩み

フリーアンサーからの集計、上位5位(n=355)

順位 メニュー名 票数
1 家族に食べ物の好き嫌いがある 68
2 メニューがマンネリ、ワンパターン 64
3 家族の食事時間がバラバラ 53
4 健康や栄養のバランスが気になる 34
5 家族の好みがバラバラ 23

【データ】
リビング新聞の公式サイト「えるこみ」でのWEBアンケート調査から。2011年12月実施、回答数704人。リビングくらしHOW研究所調べ

★家庭での食生活の悩み

  • ダイエットを気にする娘達と主人の好みが合わない(宮城県・44歳)
  • だんだん子供の帰宅が遅くなり、一緒の夕食を囲めなくなってきたこと(大阪府・49歳)
  • テレビをつけて食事をすることが多いのですが、テレビに集中して会話が弾まず、食事の味もわかってないのではと悲しくなる(大阪府・35歳)
  • どうしてもマンネリになりがちで、食事だけでは不足しがちな栄養素を摂れないこと(神奈川県・63歳)
  • パートの都合で突然遅くなったりするので毎日献立を考えるのが大変(愛知県・57歳)
  • 自分の早食いがうつって夫も早食いになり、二人そろって食べ過ぎる(大阪府・42歳)
  • 家族の好き嫌いが多いこと。なんでもよく食べるわけではないので、作るメニューが限られてしまうこと(東京都・34歳)