3月末、子どものいる家庭では「新学期」や「入園」「入学」への期待が高まる時期。2006年に「早寝・早起き・朝ごはん」全国協議会が発足し、子どもにとって規則正しい生活の大切さが一般にも認識されるようになった。 園児とママの情報誌「あんふぁん」では、園児の起床時刻を2002年から毎年調査しているが、「幼稚園児」に限って言えば、起床時刻はほぼ午前7時で、経年変動はほとんどない。起床してから登園時刻までは1時間半もあり、余裕を持って朝食を食べ、登園準備ができているようだ。 幼稚園児の母親は、子どもが幼稚園時代に基本的生活習慣をきちんとしつけていると言えよう。園児の年次別に見ると、年次が進むにつれて少しずつ起床時刻が遅くなるのは、毎年見られる傾向。年長児は午前7時以降が65.9%であるのに対して、年少児では47.3%と、年長児ほど朝はゆっくり起きる子が多い。 |
調査方法:「あんふぁん」2011年9月・10月合併号誌面アンケート |