ミセスのデータ

主婦の帰省の実態は?

 主婦に「帰省」について聞いたところ、定期的に帰省する家がある人のうち、「この夏、泊まりがけで帰省する」と回答したのは55.5%。泊まる日数は、「夫の実家」への帰省では「2泊」が一番多くて29.1%。続いて「1泊」「4泊以上」(ともに24.5%)、「3泊」(21.8%)となりました。一方、「自分の実家」では「4泊以上」(35.6%)がトップ。その後「1泊」(26.7%)、「2泊」(22.4%)、「3泊」(15.2%)と続きます。自分の実家のほうがのびのびできる分、長く滞在しがちになるのかもしれませんね。

 とはいえ「夫の実家への帰省」がイヤというわけではなく、「楽しみ」と回答した人は6割近く。さらに1割以上の人が「自分の実家への帰省」が「憂鬱」と答えました。

 面倒だったり、気が重かったりすることもあるけれど、「帰省」は実家があればこそ。60代以上の人では、約4割が「もう実家はない」との回答でした。

●「帰省」に関して、妻のホンネ

  • 自分の実家なので気楽。日ごろのグチなども自由に話せるので気晴らしになる。(40歳)
  • 行ってしまえばいいのだけど、出掛けるまでの準備が面倒。(46歳)
  • 帰省中は自分の姉妹とその子どもたちと過ごし、実家に宿泊するので修学旅行みたいで楽しい。(39歳)
  • 実家には弟家族が同居。 弟のお嫁さんとか正直なところ面倒くさい…。(33歳)
  • 生活のリズムや食事が変わり、体調不良になる。義父母との会話や親戚とのつきあいも疲れる。(43歳)
  • 一泊なので皆でおいしいものを食べに行き、楽しく過ごす。ただ、子どもはもう大きいので最近は面倒なようである。(48歳)

【データ】
リビング新聞のWEBサイト「Living.Web」でのWEBアンケート調査から。2013年6月6日〜11日実施。全国の既婚女性774人が回答。サンケイリビング新聞社調べ