vol.6

OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
女性のマーケティングデータが満載です。

OLマーケットレポート

やっぱり気になる美容と健康 涙ぐましき努力の数々

いつまでも、そして今よりもっともっと美しくなりたい、というのが女ごころ。より健康で美しくあるためにOLたちはどんなことをしているのでしょう? そして永遠のテーマ、ダイエットについても聞いてみました。ダイエットの失敗談、涙なくしては語れません。

設問

調査概要

  • 調査期間:2003年3月
  • 調査方法:シティリビングホームページ 「Citywave」メール会員に対するWEBアンケート
  • 集計数:1,410人(不明・非該当を除いて集計)
  • 回答者プロフィール 平均年齢:31.3歳

1健康のため、美容のために実行していることは?

グラフ

健康のため、美容のためともに、「栄養バランスのいい食事を心がける」が最も多く、次いで「睡眠をしっかりとる」となりました。「マッサージ」「半身浴」「エステ」は美容のため、という意識が高く、その他の項目については健康のため、という意識が高いようです。


up

2この3ヶ月間に総合ビタミン剤を使いましたか?

グラフ

「使った」が57.5%、「使っていない」42.5%。半数以上のOLが、総合ビタミン剤を使っています。

up

3あなたが飲んだ総合ビタミン剤の銘柄は?

グラフ

「チョコラBB」が最も多く36.1%、次いで「DHC」28.1%、「ファンケル」21.8%、「ハイチオールC」14.6%、「ネイチャーメイド」12.9%となりました。肌荒れやしみの改善を全面に出している「チョコラBB」、「ハイチオールC」、化粧品メーカーの「DHC」、「ファンケル」など「健康」よりも「美容」効果に力を入れている商品が上位に挙がりました。

up

4この3ヶ月間にドリンク剤を飲みましたか?

グラフ

「飲んだ」48.5%、「飲んでいない」51.5%とほぼ半々の割合です。

up

5あなたが飲んだドリンク剤の銘柄は?

グラフ

「リポビタン」が最も多く45.0%、次いで「アルフェミニ」29.4%、「ローヤルゼリーももの味」17.1%、「アリナミン」13.4%、「ユンケル」12.4%となりました。
女性を意識した広告展開を行っている「アルフェミニ」「ローヤルゼリーももの味」が「リポビタン」に次いで上位に挙げられました。


up

6ダイエットをしたことがありますか?

グラフ

「ある」が約8割とほとんどの人がダイエット経験者でした。

up

7どんなダイエットをしましたか?

グラフ

「食事制限(お菓子を食べない・食べる量を減らす等)」が最も多く76.8%、次いで「スポーツクラブなどで運動」53.4%、「自宅での軽い運動」42.4%。やはり食べる量を減らし、運動をするというダイエットの王道が上位になりました。

up

8ダイエットに関する失敗談があったら教えてください

※フリーアンサーの回答をカテゴライズして集計

グラフ

「食事制限でリバウンド」が最も多く、次いで「体調不良で断念(生理が止まるなど)」「我慢したストレスでリバウンド」「長続きしなかった」「単品ダイエットで挫折」「運動したが挫折」「肌荒れで断念」「エステで効果なし」「少しやせたときに気が緩んでリバウンド」などが挙げられました。

  • 『あずきを二週間毎食一杯ずつ食べる。』単品ダイエットは飽きる。そして肌がカサカサになった。(特に腿が)貧血のため欲室で倒れ、蛇口にわき腹を打ち痣をつくった。 (25歳・未婚)
  • 18歳の時、食事制限(1200kcal/1日以下)で、-500g/1日ダウンしていったのに「もっとやせたい」と思い、1000kca/1日にしだすと。。夜中寝返りが打てなくなり、朝制服も立って着る事が出来なくなり、親に怒られて断念。結局1週間で-3.5kg→その翌2日で、+3.5kg。。。という結末でした。(27歳・未婚)
  • 20時以降は飲食しない!と決めて臨んだところ、20時近くになると「もう少しで断食タイムだ」と思うと「今のうちに」と食い意地が働き、20時目前にドカ食いするようになってしまった。。。(全然痩せなかった)(27歳・既婚)
  • ダイエット食品は、味が単調だったりまずかったりするので買っても続かなく、中途半端に家に残っているのが沢山ある。(32歳・未婚)
  • エステに通っている時は色々とやっていたことも(ホームケア)、終了してからはやらなくなってしまい、少し元に戻ってしまったこと。 (29歳・未婚)
  • ダイエットのためスポーツクラブに通ったのにスポーツクラブの帰りにマックを食べて逆に太った・・・。 (28歳・未婚)
up
<まとめ>
  • 健康のため、美容のためともに、「栄養バランスのいい食事を心がける」が最も多く、次いで「睡眠をしっかりとる」となりました。「マッサージ」「半身浴」「エステ」は美容のため、という意識が高く、「規則正しい生活」「サプリメントを摂る」「運動」「ストレッチ」などは健康のため、という意識が高いようです。
  • この3ヶ月で総合ビタミン剤を「使った」人は約6割、ドリンク剤を飲んだ人は約半数でした。使った銘柄は、肌荒れやしみ改善の「チョコラBB」、「ハイチオールC」、化粧品メーカーの「DHC」、「ファンケル」など美容系に強い銘柄が上位に挙げられました。
  • この3ヶ月でドリンク剤を飲んだ人は、約半数。飲んだ銘柄は、「リポビタン」が最も多く、その他「アルフェミニ」「ローヤルゼリーももの味」など女性をターゲットにした商品が上位に挙げられました。
  • ダイエットをしたことがある人は約8割、ダイエットの内容は「食事制限(お菓子を食べない・食べる量を減らす)」「スポーツクラブなどで運動」「自宅での軽い運動」など。食べる量を減らし、運動をするというダイエットの王道が上位を占めました。そのほか「ダイエット食品の利用」「スリミング剤などでのケア」「エステ」なども。やせるためには経済的な投資も必要のようです。
  • とはいってもダイエットは失敗も多いようで、やはり無理な食事制限でリバウンドしたり、急激な減量で生理が止まったりと体調不良につながることも。また、我慢しすぎていたのがある日爆発して暴食に走ってみたり、やる気が長続きしなかったり。やはりダイエットは無理のない程度に続けることが重要のようです。