vol.21
OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
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「枕」にこだわるOL約半数!
日本人の5人に1人は不眠の悩みを抱えているのだそう。仕事でストレスをいっぱい抱えているOLたちにも眠りに関する悩みは多いようです。快適に眠るためにこだわっているもの、寝る前にやっていることなどを聞いてみました。「寝苦しい夏の夜を快適に眠るためのおすすめ方法」ではユニークな意見も数多く挙げられました。今夜実践してみてはいかが?
設問
調査概要
- 調査期間:2004年7月
- 調査方法:シティリビングホームページ 「Citywave」メール会員に対するWEBアンケート
- 集計数:1223人(不明・非該当を除いて集計)
- 回答者プロフィール 平均年齢:30.2歳
1不眠を感じたことがあるか
「ここ数ヶ月よくある」「ここ数ヶ月たまにある」をあわせると、半数以上53.3%の人が不眠を感じているようです。不眠を感じている人が最も多いのは24歳以下で、しかしこの年代は「今まで感じたことはない」人も多く、二極化が見られます。
2平日の平均睡眠時間
平均は5.9時間。年齢別で見ると、最もよく寝ているのは25〜29歳。30代では睡眠時間がやや少なくなっています。
3休日の平均睡眠時間
平均は8.1時間と、平日と比べて2.2時間伸びています。やはり週末の寝だめはOLにとって必須。若いほど平均時間が長く、たっぷりと睡眠を取っているようです。
4快眠のための健康食品、医薬品を利用したいか
利用経験はないものの、「眠れないときには利用してみたい」という積極派は4割を超えています。「既に利用している」人は6.7%でした。
5快適に眠るためにこだわっているもの
「枕」は年齢が高くなるほどこだわる人が多くなっています。「室温調整」「ふとん」などは35歳以上が多く、「香り」「照明」など眠る環境にこだわりを見せるのは30〜34歳が多くなっています。「特にない」は年齢が高くなるほど少なくなり、快適な眠りへの関心が高くなることを示しています。
6快適に眠るために寝る前にやっていること
「湯船につかる」人は年齢が高くなるほど多く、反対に「ストレッチ・ヨガなど」「音楽を聞く」は若いほど多くなるという傾向が見られます。前問の「こだわっているもの」で「香り」を多く挙げていた30〜34歳は「アロマテラピー・お香など」が他の年齢と比較すると圧倒的に多くなっています。
7寝苦しい夏の夜、快適に眠るためのおすすめ方法
エアコンにタイマーをかける、アイスノンで頭を冷やす、など直接的に涼しさを追い求める王道派のほか、「暑くない」と言い聞かせる、アロマで快適な気分にする、パジャマを冷蔵庫で冷やす、などユニークな意見も寄せられました。
- お風呂に入る前に、部屋をクーラーで冷やし、お風呂から上がったら消して、窓を開ける。そしてそのまま寝るか、扇風機をつける。あとは、キャンドル、アイピローなどラベンダーの香りのものを近くに置く。 (26歳)
- 暑いからこそゆっくり湯船に浸かってリラックスするのをオススメします!体がほてって仕方がないと言うのであれば、お風呂を上がる前に水で体を冷やすか、お風呂上がりに体が常温になるまで涼しい部屋で過ごして下さい。リラックス出来ると思いますよ! (29歳)
- ガーゼのシーツ、ガーゼの寝間着、ガーゼのかけぶとんプラスクーラーでばっちり。ちなみに着る前にパジャマを冷蔵庫で冷やしておくとすずしーい。(冷え性のひとはだめでしょうが、暑がりにはいい) (29歳)
- すいかを食べる。体内が涼しくなる感じがします。それから、最近は「冬のソナタ」のCDを聴くと「涼」気分になれることに気づきました。冬の空気、銀世界を感じられるので。 (27歳)
- 寝る1時間位前から部屋の明かりを落とし、ボサノバなど涼しげな音楽とお香で気持ちを静めて体に寝る準備をさせる。夏に限らず、まずは温度と関係ないところで環境を整え、あとは身を任せるしかないです。汗をかいても平気! と思うと意外と気にせず寝られたりします。朝は汗だくですが・・・(^^;) (31歳)
- OLの約半数が現在不眠を感じています。平日の平均睡眠時間は5.9時間、休日は8.1時間と休日の方が2.2時間長め。特に休日は若いOLほど睡眠時間が長くなっています。
- 快眠のための健康食品、医薬品の利用に関して、積極派・消極派が半々に分かれました。4割のOLは「眠れないときには利用してみたい」と答えています。
- 快適に眠るためのこだわりでは、約半数のOLが「枕」を挙げています。年齢別で差が見られ、年齢が高くなるほど「枕」「ふとん」などが多くなり、「香り」「照明」は30〜34歳が多くなっています。眠る前にやっていることでは「湯船に浸かる」「ストレッチ・ヨガなど」を各年代ともに多く挙げています。
- 何かと忙しいOLたちは、睡眠時間をたっぷり取ることがなかなかできないのですが、その代わり質の良い睡眠をとれるよう様々な工夫をしています。枕やふとんの他、香りや照明、医薬品、お風呂関連商品など快適に眠るための需要は今後も拡大していきそうです。