vol.28

OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
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OLマーケットレポート

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ペット向けサービス、最終目的は「人並み」に!?

ほんの少し前までは、「犬に洋服を着せるなんて、ちょっとやりすぎじゃない!?」という風潮があったのに、今ではちっとも珍しくなくなってしまいましたね。「ペットは家族の一員」が当たり前になり、ペット市場は今後も更なる拡大が予想されています。
今回はペットとOLの関わりを調査。愛するペットのためにどんな商品・サービスが欲しいかなども聞いてみました。

設問

調査概要

  • 調査期間:2005年2月
  • 調査方法:シティリビングホームページ 「Citywave」メール会員に対するWEBアンケート
  • 集計数:2081人(不明・非該当を除いて集計)
  • 回答者プロフィール 平均年齢:30.6歳

1ペットを飼っているか

グラフ

「飼っている」47.1%、「飼っていない」52.9%で、ほぼ半々といったところ。親と同居(独身)のOLでは61.6%がペットを飼っており、他の暮らしの人よりも大幅に多くなっています。

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2飼っているペットの種類

グラフ

室内飼いの犬がダントツで多く、46.5%を占めています。
親と同居では、室内飼い・屋外飼いともに犬が多め。夫婦二人暮しは猫が多いようです。サンプルが少ないので参考値ですが、夫婦+子供は、犬や猫に比べて手間がかからないせいか熱帯魚・金魚などの魚類が大変多くなります。

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3ペットにかけている平均月額

グラフ

全体の平均は8735円。最もお金をかけられているのは、室内飼いの犬で1万1584円。ニオイ消しグッズの他、洋服を着せたり、トリミングをしたりとお金のかけがいがありそう。サンプルが少ないので参考値ですが、続いて高かったのはフェレット。月に1万1000円ほど使っているようです。反対に、あまりお金がかからないのはハムスターやうさぎでした。

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4ペットフードはどこで買っているか

グラフ

「ディスカウントショップ」は約半数の人が利用しています。次いで多かったのが「ペットショップ」38.8%、「スーパー」35.9%。
暮らし別で比較してみると、一人暮らしの人は「ディスカウントショップ」が少なめで、「ネット通販」「動物病院」「デパート」が多めです。安いものよりも信頼できるものを選ぶ傾向があるようです。

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5ペットのための医療保険に加入したいか

グラフ

既に加入している人は全体の6.2%どまりでしたが、「加入していないが、今後検討してみてもいいと思う」人が64.2%を占めています。
飼っているペットの種類別で比較すると、室内飼いの犬、うさぎ、フェレットは加入者が多め。同じ犬でも屋外飼いの犬は、室内飼いの犬と比べて「加入したいと思わない」人が多くなっています。

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6ペットのために買った・利用したサービスで最も高額なもの

「医療費」がダントツで多く挙げられました。また、ペットが亡くなったときの葬儀費用なども結構な出費となっているようです。グッズの購入やペットと一緒に楽しめるサービスなどの利用も。ペットに喜んでもらえるなら、と飼い主の健気な出費は続きます。

  • 【医療費】
    手術代。乾電池を誤飲してしまい、溶けて水銀が出たら大変!と大騒ぎになり、お腹を切って急遽とりだした。親が払ったのでよく知らないが、十数万円はかかったらしい。(26歳 犬・室内飼い)
  • 【ペットと一緒の旅行】
    国内旅行。ペットなしなら、パック旅行で九州2泊で2万9800円くらいだけど、犬を連れて行くには飛行機も旅館もレンタカーも自分で探さなくてはならず、結局7万円以上に! (31歳 犬・室内飼い)
  • 【猫用ツインタワー】
    猫用の「ツインタワー」5万5千円。天井まであり、猫が遊んだり寝たり、とても喜んだので買った甲斐はありましたが、やはり高い!(笑) (28歳 猫)
  • 【洋服】
    洋服。しかもダウンベストです。私の犬は短毛種なので冬は洋服を着せてお散歩に行きます。なんでも3匹お揃いなので全部で2万2000円でした。 (36歳 犬・室内飼い)
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7ペットのために欲しい商品・サービス

信頼できるペットシッターや、ペットの健康を守ってくれるサービス、ペットと一緒に出かけたり楽しんだりできる施設などが多く挙げられました。

  • 【ペットシッター】
    旅行の際、自宅でペットの面倒を見てくれる人が欲しい。家の中に入るので、信頼できる機関が派遣してくれることが必須条件です。 (33歳 犬・室内飼い)
  • 【ペットと一緒におでかけ】
    もっとペットと一緒にショッピングができるようになったら嬉しい。預かり所がいっぱいあったり、犬をつないでおける安全なスペースがあるといいです。 (26歳 犬・室内飼い)
  • 【ペットの写真屋さん】
    スナップではなく、ポートレートを残したい。なにしろ、うちの猫は落ち着きがない上に臆病なため、スナップさえろくに撮れないんです。 (28歳 猫)
  • 【うさぎの歯が削れるエサ】
    うさぎはどんどん歯が伸びてしまうので、ワラを食べさせるのが一番いいといわれています。しかし体調が悪くなるとなかなかワラは食べてくれません。ワラと同じように歯も削れてお腹にもいい食べ物が欲しいです。 (36歳・うさぎ)
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<まとめ>
  • ペットを飼っている人と飼っていない人はほぼ半々。親と同居OLでは、6割以上がペットを飼っています。飼っているペットの種類は、室内飼いの犬がトップ。ペットを飼っている人の半数近くが犬を室内で飼っています。続いて猫、魚類、鳥類の順でした。
  • ペットにかけている平均金額は、全体で8735円。室内飼いの犬では、平均1万1584円とやや高めになっています。
  • ペットフードを購入するお店はディスカウントショップが最も多く、続いてペットショップ、スーパーの順。一人暮らしOLではネット通販や動物病院、デパートを利用する人が多く、価格よりも品質を重視する人が多いようです。
  • ペットのための医療保険に既に加入している人は6.2%どまりでしたが、64.2%の人が加入を検討してみてもいいと答えています。
  • ペットのために買った・利用したサービスで最も高額なものでは、医療費の他、通常の倍以上の金額をかけたペット同伴旅行、犬用ダウンベストなどが挙げられました。
  • ペットのために欲しい商品やサービスは、信頼できるペットシッターや、医療、レジャー施設などが多く挙げられています。
  • 「一緒に旅行に行きたい」「かわいらしい洋服を着せてあげたい」「信頼できるお医者さんに健康を守ってほしい」…。飼い主にとってペットは「家族の一員」なので、人間並みの生活を送らせてあげることが最終目標なのかもしれません。ただ、世の中には動物が苦手な人がいることも確か。ペット愛好者を満足させつつ、苦手な人たちとも共存できる施設やサービスの開発が期待されています。