vol.54

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OLマーケットレポート

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プレミアムビール“一番高級感がある”のはどれ!?

夏本番を控え、ビール商戦が熱くなってきましたね。今年は「第4のビール」の登場で、消費者にとっては選ぶ楽しみが増えて嬉しいばかりですが、ビールメーカー各社にとってはそれどころではないでしょうね…。さて、第4のビールと対極を行く「プレミアムビール」は男性向けの広告展開が目立ちますが、OLたちは一体どのくらいプレミアムビールを飲み、特徴を理解しているのでしょうか? 今回はビールとプレミアムビールについてのアンケート。“一番高級感がある”“一番売れていそう”と思われている商品をランキングにしました。栄えあるトップはどのブランド!?

設問

調査概要

  • 調査期間:2007年4月
  • 調査方法:シティリビング公式サイト 「Citywave」上にアンケートページを掲出
  • 集計数:714人(不明・非該当を除いて集計)
  • 平均年齢:31.2歳
  • 暮らし:親と同居(未婚)…41.3%、一人暮らし…22.8%、夫婦二人暮し…22.1%、夫婦+子ども…7.1%
  • 自宅でお酒を飲むことがある:91.7%

1自宅で飲むお酒の種類

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自宅では「ビール」を飲む、という人が圧倒的多数。83.7%の人がビールを飲んでいます。2位は「ワイン・スパークリングワイン」。「チューハイ・サワー・カクテル」は58.9%で3位でした。

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2飲んだことのあるプレミアムビールの種類

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自宅でビールを飲むことがある人に尋ねたところ、飲んだことのあるプレミアムビールは「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」が圧倒的トップ。続いて「キリンブラウマイスター」「プレミアムエビス」「アサヒプライムタイム」…の順でした。プレミアムビールの中で「飲んだものはない」という人は7.4%とごく少数。ビール好きOLの中にプレミアムビールはすっかり定着しているようです。

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3プレミアムビールを飲みたいと思うのはどんなときか

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最も多いのは「ゆったりとしたいとき」。「リッチな気分を味わいたいとき」も半数近くの人があげています。

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4プレミアムビールを購入するときに重視すること

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なんといっても「味」がダントツトップ。8割近くの人が、まずは味を重視しています。続いて2位は「高級感・贅沢感」。4割近くの人があげています。

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5プレミアムビールのイメージランキング

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“一番おいしそう”でトップに輝いたのは「プレミアムエビス」。“一番高級感がある”でもトップにランクインしています。“一番売れていそう” “一番パッケージデザインがいい”のふたつは「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」がトップでした。

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6プレミアムビールに合わせたい料理

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さっぱりしたものを合わせてビールの高級感に酔いしれたい“カルパッチョ派”と、庶民的なコッテリしたものに敢えて高級なビールを合わせたい“餃子派”のふたつに人気が分かれました。

【カルパッチョ】

  • 白身魚のカルパッチョ。ビールの味を楽しみたいから、おつまみは味の濃すぎない物が合うと思う。(27歳)
  • ケッパーや黒胡椒などの香辛料とビールの相性はやはり王道だと思います。刺激のある味覚の後にビール! が初夏を感じさせるのでそういう感覚になります。(31歳)

【餃子】

  • アツアツの餃子にプレミアムビールでリッチに! 高級な感じのプレミアムビールに、餃子のような庶民的な食べ物に合わせるのがいいかな。(32歳)
  • 餃子はプレミアムビールのコクに負けない存在感のある味なので。野菜とお肉がちょうど良く混ざっているので、ボリュームとしても適当だと思う。(30歳)

【刺身】

  • さっぱりしたものを食べるとき、プレミアムビールでリッチな気分を味わってゆっくりしたい。(28歳)
  • プレミアムビールは苦味とコクがあるため、脂っこいもの・味の強いものよりあっさりした上品な味に合うと思います。 (33歳)
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7ビール系飲料のイメージ

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「プレミアムビール」には、リッチ、大人、高級感、贅沢、濃い などのワードが多くあげられました。「ビール」はのどごし、旨い、爽快、乾杯、とりあえず など。「発泡酒」はリーズナブル、カジュアル、手軽、庶民…、「第3のビール」は新しい、不味い、(飲んだことが)無い…などのワードが多くあげられました。 プレミアムビール、ビール、発泡酒、第3のビール それぞれに気分によって飲み分けているようです。

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<まとめ>
  • 自宅で飲むお酒の種類は、「ビール」が83.7%で1位。発泡酒、第3のビールを大きく引き離し、堂々のトップでした。
  • 自宅でビールを飲む人のほとんどはプレミアムビールも飲んでおり、中でも「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」の人気は圧倒的。65.8%の人が自宅で飲んでいます。プレミアムビールの中で「飲んだものはない」人はわずか7.4%でした。
  • プレミアムビールを飲みたいと思うのは「ゆったりとしたいとき」「リッチな気分を味わいたいとき」が上位にランクイン。“大勢でガヤガヤ、仕事帰りにとりあえず”という普通のビールのイメージとは違って、プレミアムビールには特別な価値観を置いているようです。
  • プレミアムビール購入時に重視するのは、まずは「味」、そして「高級感・贅沢感」。いつものビールとは違う過ごし方をしたいときに選ぶのだからこそ、高級感と贅沢感は重要なポイントになっているのです。
  • プレミアムビールのイメージをランキングにしてみたところ、プレミアムエビスとサントリー ザ・プレミアム・モルツの2つがトップを席巻。“おいしそう”“高級感がある”はプレミアムエビス、“売れていそう”“パッケージデザインがいい”はサントリー ザ・プレミアム・モルツに軍配が上がりました。
  • プレミアムビールに合わせたい料理は、“さっぱり派”のカルパッチョ、“こってり派”の餃子がトップ2。3位以下は刺身、ピザ、チーズ、寿司…と和食派と洋食派が競っています。
  • ビール系飲料のイメージは、プレミアムビール・ビール・発泡酒・第3のビールそれぞれくっきりと分かれました。高級感を楽しみたいプレミアムビール、とりあえず乾杯したくなるビール、リーズナブルで手軽な発泡酒、新しいけどあまりおいしくないと思われている第3のビール…。シーンと気分に合わせてビール類飲料も飲み分けているようです。
  • 第4のビールも登場するとあって、ますます加熱しそうな今年のビール商戦。OL向けアルコールといえばチューハイやカクテルなどが思い浮かびますが、ビール好きOLの存在も見逃せません。特に「ゆったり」「大人の気分を楽しむ」がキーワードのプレミアムビールは、大人の女性にもぴったりの商品ではないでしょうか。おじさん世代を狙った各社の広告展開が、今後女性向けにシフトするのも時間の問題かも!?