vol.105

OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
女性のマーケティングデータが満載です。

OLマーケットレポート

OLのFacebookの利用率●%、スマホへの買い替え需要は?、クーポンサイト、SNS、グルメサイト利用状況を徹底調査

設問

調査概要

  • 調査期間:2011年7月
  • 調査方法:シティリビングホームページ 「Citywave」メール会員に対するWEBアンケート
  • 集計数:825人(不明・非該当のぞく)
  • 平均年齢:35.0歳
  • 勤務形態:正社員(総合職)…24.0% 正社員(一般職)・・・51.2% 派遣・・・15.2% 契約嘱託・・・8.7% 
  • 暮らし方: 独身(一人暮らし)・・・28.4% 独身(親と同居)・・・34.3% 独身(同棲中)・・・2.4% 既婚・・・32.6%

1ツイッターの利用状況を教えてください

(n=825)

グラフ

2010年5月実施の調査と比較すると「自分でツイートする、他の人のツイートも見る」は20%以上減少、「自分ではツイートはしないが、他の人のツイートは見る」も7%の減少、逆に「ツイッターは利用しない」は約30%増え、この1年でのOLのツイッター離れが顕著な結果となりました。

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2共同購入クーポン(ポンパレ、グルーポン等のWebクーポン)の利用について教えてください?

(n=825)

グラフ

共同購入クーポンでどんなサービスのクーポンを購入しましたか?

(n=393)※共同購入クーポン利用経験者のみ回答

グラフ

共同購入クーポンの今後の利用意向について教えてください

(n=825)

グラフ

2010年10月実施の調査と比較すると「是非利用したい」は約2%増えましたが、「機会があれば利用したい」 約8%減少、逆に「あまり利用したくない」は約5%増加、「全く利用したいと思わない」は約7%増加しました。今年の年始に話題となった“おせち問題”が尾を引いているためか、共同購入クーポンの利用意向は減少傾向にある結果となりました。

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3グルメのWebサイトで1番よく利用するサイトを教えてください

(n=825)

グラフ

グルメのWebサイトで2番目に利用頻度の高いサイトはどれですか

(n=813)

グラフ

グルメサイトの利用率は95%以上となり、その中でもぐるなびの利用率は90%近く、圧倒的な利用率の高さとなりました。またホットペッパー(web)は2番目に利用されるサイトとして30%近くにのぼり、ホットペッパーのクーポンを目当てにサイトを利用している傾向が伺える結果となりました。

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4mixi(ミクシィ)の現在の利用状況について教えてください

(n=825)

グラフ

mixi(ミクシィ)の利用状況は「以前ミクシィを利用していたが、今はほとんど利用していない」OLは30%と近く、「以前はミクシィを頻繁に利用していたが、今は時々しか利用していない」OLも10%近く、ミクシィの利用状況は減少傾向にある結果となりました。


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5付録付き女性誌 (ファッション系)の購入状況について教えてください

(n=825)

グラフ

「付録付き女性誌の購入頻度は増えると思う」は約13%、「付録付き女性誌の購入頻度は現在とあまり変わらないと思う」は約30%、と高く、逆に「購入頻度が減る、買わなくなる」は合計しても約15%と低く、付録付き女性誌の人気が根強いことが伺えました。

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6Facebookのアカウントの所有について教えてください

(n=825)

グラフ

Facebookの利用状況について教えてください

(n=174)※アカウントを持っている方のみ回答

グラフ

現在、最も旬なFacebookですが、OLのアカウント所有率は約20%と意外に低い結果となりました。アカウントをもっているOLの利用状況ですが、ほぼ毎日アクセスしているOLは約30%、逆にアカウントを持っているのに「時々しか見ていない、ほとんど見ていない、全く見ていない」は合計すると50%近く、OLにとってのFacebookのブレイクはこれからと思われます。

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7スマートフォンの使用状況について教えてください

(n=825)

グラフ

スマートフォンに換えたいと思いますか?

(n=578)※スマートフォンを持っていない方のみ回答

グラフ

2010年10月実施の調査と比較するとスマートフォン所有率は約10%上昇し、15.4%になりました。スマートフォンを利用していない層のスマートフォンの利用意向ですが、前回の調査では「興味がなく買い替える予定もない」と回答していたOLが約30%いたが、今回の調査では約20%に減少し、スマートフォンへの興味もかなり高まってきていると思われます。また「次回の機種変更はスマートフォンに換える」と回答したOLは前回調査と比較し7%増加し、約20%に達し、1年後にはスマートフォン所有率はさらに上昇すると思われます。

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<まとめ>

 今回の調査ではFacebookやスマホといった旬なサービスや商品に関して利用状況や、ツイッターやミクシィ、共同購入クーポンなど、つい最近まで旬だったサービスの利用状況は以前と比較し、現在どのように変化しているかを検証しました。その結果、新しいサービスや商品が生まれ話題となると、それまで旬だったサービスや商品への接触機会は大きく減少することが顕著に現れました。提供するサービスや商品が、いかにしてターゲット層の限られた時間を占有するか、そして占有した時間を新しいサービスや商品に奪われないように、いかにバージョンアップし、ファン層を固定化していくかが今後のマーケティングの鍵となると思われます。