vol.112
OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
女性のマーケティングデータが満載です。
その他マーケティングデータは [ アドラボラトリー ] をご確認ください。
新商品を買いたいと思う認知経路1位は●●! 女性向け商品は価格重視? デザイン重視? OLの購入意欲徹底調査
設問
調査概要
- 調査期間:2012年2月
- 調査方法:シティリビングホームページ 「Citywave」メール会員に対するWEBアンケート
- 集計数:1036人(不明・非該当のぞく)
- 平均年齢:37.9歳
- 勤務形態:正社員(総合職)…26.0% 正社員(一般職)…48.0% 契約・嘱託社員…9.1% 派遣社員…16.1%
- 暮らし方: 独身(親と同居)…32.9% 独身(一人暮らし)…29.2% 独身(彼と同棲)…2.6% 夫婦二人…18.8% 夫婦と子供…10.7%
1今まで知らなかった商品やサービスを知ると、購入したり体験したりしたくなるほうですか
(n=1036)
2どこでその商品を知ると購入意欲や体験意向が高まりますか
※実際に購入するかどうかは別としてお答えください
(n=1036)
3購入意欲や体験意向が高まるものを教えてください
(n=1036)※複数回答可
4女性向けに開発された商品やサービスの購入傾向を教えてください
(n=1036)
女性向けの商品やサービスの価格が若干高い場合の購入傾向について教えてください
(女性向け商品やサービスの購入傾向がある方のみお答えください)
(n=663)
女性向けの商品やサービスにおいて、価格とデザインどちらを重視しますか?
(n=1036)
【価格重視派】
- 女性ならではの割引特典で優越感を得られるから(35歳独身)
- レディースセットと言う言葉や女性限定には確かに弱い。価格が安いことも買いたいと思う要因だと思う。
「女性限定」という言葉自体がお得感を感じさせる気がする(33歳既婚) - 女性らしいデザインにあまり興味ない(36歳独身)
- 飲食店で利用する機会が多いので、やはり女性向けのカロリー低め、デザート付き、流行の食材や調理方法が使われているメニューには目が行きます(36歳独身)
- 女性向けのコースやプランがあるとお得な感じがするし、女性向けの内容に作られているんだろうと期待するから(30歳独身)
- 女性だけお得とかい限定されると特別な感じがしてテンションがあがる(27歳既婚)
- 女性向け商品というものは、一般的には「価格が安い」というのが前提にあるように思うので、安くないとがっかりする(38歳独身)
【デザイン重視派】
- かわいいものの方がずっと使えたり、結局は満足度が高いので(27歳独身)
- 安くても欲しくないものは買わないが、見た目が良いと気になってしまう(34歳独身)
- お得感(価格)より、どれだけ気に入るかの度合が重要(37歳独身)
- デザインの良い方を選びます。持っているだけで女子力が上がる物を持ちたい(33歳独身)
- 新しい商品を買うときは特にデザインが自分の好みのもの、自分の要望に合ってるものを直感で選ぶことが多いです(36歳既婚)
- 女子仕様の特別デザインだったりすると嬉しいから(39歳既婚)
- 女性向けのデザインや色使いなどがされている商品は女性向けということで若干料金が上乗せされていても欲しいと思う(36歳独身)
5平日帰宅後、どのメディアに接触している時が楽しい(満足)していますか
(n=1036)
平日帰宅後、以下のどのメディアに接触している時間が長いですか?
(n=1036)
モノが売れない、財布の紐が硬いといわれて久しい昨今、そんな中でどういった認知経路で商品やサービスを知ると購入意欲が高まるのか、女性向けに開発された商品は購入意欲をそそるのかなど、購入意欲が高まる認知経路を徹底調査しました。
新商品に対する購入意欲は高く、友人・知人に勧められると欲しくなる
モノが売れないと言われているにもかかわらず、約80%のOLが新商品や新サービスの購入・体験意向が強く、新商品やサービスが「テレビ番組で紹介される」「友人・知人に勧められる」「ネットでクチコミされている」と欲しくなると回答しており、新商品、新サービスの認知経路や勧める人によっては、まだまだ商品は売れる可能性があることが伺える結果となりました。また最近のコンビニやスーパーなどで見られる「店頭での大量陳列」も、従来型の広告に比べ購入意欲をそそるとの回答がでており、テレビCMをはじめとする従来型の広告における認知だけで購入意欲を高める手法は厳しいと思われる結果となりました。
女性向け商品やサービスは購買意欲がそそられる
レディースデーや女性限定の特典・割引や、女性向けのデザインなど、女性向け商品やサービスは様々ありますが、約70%のOLが女性向け商品やサービスの購入意欲は強いと回答しており、また約60%のOLは、多少高くても女性向けの商品やサービスに対し肯定的である結果となりました。
「友人・知人」「テレビ番組」「店頭陳列」「女性向け」が今後のマーケティングの鍵
今回の調査から見えてきたことは、OLは友人・知人にお勧めされる、テレビ番組で紹介される、店頭で大量に陳列している商品やサービスは欲しくなる傾向があり、その商品やサービスに「女性向け」という付加価値がつくことで、さららる購入意欲が高められることが伺える結果となりました。「友人・知人」「テレビ番組」「店頭陳列」「女性向け」が今後のマーケティングの鍵となると思われます。