vol.127

OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
女性のマーケティングデータが満載です。

OLマーケットレポート

オフィスで働く女性のスキンケア&メイク

肌のお手入れにどの程度時間をかけているのか?化粧品に関する情報収集は?等々、オフィスで働く女性のスキンケア&メイクについて調査

設問

調査概要

  • 調査期間:2013年6月
  • 調査方法:シティリビング メール会員に対するWEBアンケート
  • 集計数:485人
  • 平均年齢:平均年齢39.6歳(20歳〜59歳)
    (20代:6.4%、30代:45.4%、40代:39.2%、50代:9.1%)
  • 勤務形態:正社員(総合職)24.9%、正社員(一般職)52.6%、契約・嘱託社員 8.2%、派遣社員 14.2%
  • 暮らし方: 一人暮らし(未婚)30.5%、親と同居(未婚)31.5%、DINKS 19.4%、夫婦と子ども 12.8%、その他 5.8%

1朝(平日・休日)のスキンケア&メイクに平均どのくらい時間をかけていますか?

(n=485)

【平日】

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【休日】

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2夜(平日・休日)のスキンケア&メイクオフに平均どのくらい時間をかけていますか?

(n=485)

【平日】

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【休日】

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3化粧品の情報はどのように収集していますか?(MA)

(n=485)

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4スキンケア・基礎化粧品を購入する際に重視するポイントは何ですか?(MA)

(n=485)

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5メイクアップ商品を購入する際に重視するポイントは何ですか?(MA)

(n=485)

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6スキンケア・基礎化粧品は普段どこで購入することが多いですか?

(n=485)

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7メイクアップ商品は普段どこで購入することが多いですか?

(n=485)

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8化粧品でブランドスイッチをする時のキッカケは何ですか?(MA)

(n=485)

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9男性がケアできていると好感度アップなところは?(MA)

(n=485)

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<まとめ>

 オフィスで働く女性にとって、料理や洗濯・掃除などでは「時短」がひとつのキーワードになっています。そんな中、彼女たちが肌のお手入れにどの程度時間を使っているのか、情報入手先や購入先はどこなのか、その実態を調査しました。

朝も夜も、平日も休日も、お手入れ時間にはそんなに大差はない?

 朝はスキンケア&メイク、夜はスキンケア&メイクオフにかける時間を聞いたところ、10分以内という回答が大勢を占める結果に(平日の朝67.6%、休日の朝74.0%、平日の夜80.6%、休日の夜74.8%)。家事同様、肌のお手入れに関しても極力短い時間で済ませたい(もしくは済ませなくてはならない)ということが伺えます。特徴的な点は、平日は夜より朝に時間をかけている(13ポイント差)といったところでしょうか。

化粧品に関する情報収集はやはりクチコミ

 一番ポイントが高かったのは「友人・知人のクチコミ」37.3%、次いで「@cosme」37.1%と、実際に商品を使った人の声が強いことが伺えます。上記以外では、「シティリビング」30.3%、「化粧品メーカーの公式サイト」28.5%、「ファッション誌」27.8%といったところが上位にあがっています。ブランドスイッチのキッカケは、「サンプルを試して」が74.4%と突出していますが、次いで「クチコミ」が39.4%と、ここでも「クチコミ」が高いポイントを出しています。

購入時に重視するポイントは「保湿」「美白」「発色の良さ」

 購入時に重視するポイントを聞いたところ、「スキンケア・基礎化粧品」では、「保湿」77.5%、「美白」54.2%、「エイジングケア」38.4%、「メイクアップ商品」では、「発色の良さ」55.1%、「色の種類」37.1%、「落ちにくさ」30.9%という結果に。また、購入先を聞いたところ、「スキンケア・基礎化粧品」では、「ドラッグストア」34.6%、「ネット通販」25.2%、「百貨店」20.2%、「メイクアップ商品」では、「ドラッグストア」38.8%、「百貨店」25.2%、「ネット通販」12.2%と、ともに「ドラッグストア」が一番高いポイントでしたが、「スキンケア・基礎化粧品」は「ネット通販」で、「メイクアップ商品」は「百貨店」でという傾向も伺えます。 

男性に対して求めるところは、まずはエチケット?

 男性がケアできていると好感度アップなところを聞いたところ、「体臭」71.5%、「口臭」64.7%、「鼻毛」46.6%と、まずは基本的なところが求められているようです。

  基本的なことではありますが、化粧品では、より有効なターゲットを抽出して、彼女たちに実際にサンプルや商品を使ってもらえる(使わせる)機会をどれだけ創出できるか、そしてそのトライアル機会から販売チャネルまでの導線をどうつくっていくかが重要なポイントになってくると思われます。