vol.139

OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
女性のマーケティングデータが満載です。

OLマーケットレポート

リオオリンピック2016

4年に1度のオリンピック。オフィスで働く女性が観戦していた競技は?また、注目していた選手は?

設問

調査概要

  • 調査期間:2016年8月
  • 調査方法:シティリビング メール会員に対するWEBアンケート
  • 集計数:642人
  • 平均年齢:平均年齢41.3歳(22歳〜59歳)
    (20代:7.6%、30代:31.8%、40代:46.0%、50代:14.6%)
  • 勤務形態:正社員(総合職)24.6%、正社員(一般職)47.8%、契約・嘱託社員 7.6%、派遣社員 9.2%、パート・アルバイト 10.7%
  • 暮らし方:一人暮らし 24.9%、親と同居(独身)28.7%、DINKS 21.7%、夫婦と子ども 17.4%、その他 7.3%

1あなたはオリンピックについて関心を持っていますか?

(n=642)

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2リオオリンピック2016について、何らかの競技をご覧になりましたか?

(n=642)

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3あなたが観戦した競技をすべて教えてください。(MA)

(n=548)

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4Q3で選択した中で、あなたが一番興味を持って観戦した競技を教えてください。

(n=531)

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5リオオリンピック2016で、あなたが最も注目していた選手とその理由を教えてください。

【選手】※10票以上獲得(フリーアンサーをカウント)

内村航平 92票
吉田沙保里 76票
錦織圭 43票
福原愛 34票
白井健三 18票
ウサイン・ボルト 16票
萩野公介 15票
ケンブリッジ飛鳥 11票

【理由】

  • 内村航平:内村選手の美しく完璧な演技を見るのが好き。団体金メダル、個人金メダルの期待もあった。(38歳・独身)
  • 吉田沙保里:4大会連続の金メダルがかかっていたから。(25歳・独身)
  • 錦織圭:世界トップレベルの選手で金メダルもとれそうだったから。(34歳・独身)
  • 福原愛:泣き虫愛ちゃんだったのに、今ではチームのお姉さんに。 活躍を期待していた。(41歳・既婚)
  • 白井健三:ひねり技が凄いし、メダルを取ってほしかった。 笑顔が可愛い。(32歳・独身)
  • ウサイン・ボルト:連覇の行方が気になった 年齢的に最後かもしれないので。(31歳・既婚)
  • 萩野公介:同い年ライバルの瀬戸大也とのワンツーフィニッシュを期待していた。(27歳・独身)
  • ケンブリッジ飛鳥:すい星のように現れたイケメンランナー。(38歳・独身)
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6リオオリンピック2016で、あなたが最も感動したシーンを教えてください。

  • 吉田沙保里選手の試合。最後は負けてしまったけれど、ものすごく勇気を頂きました。(28歳・独身)
  • 卓球女子団体戦。準決勝、銅メダル決定戦、両方感動。愛ちゃんのくやし涙にテレビ越にもらいなき。(29歳・独身)
  • 陸上の男子リレーで個々の力は他国に劣っていても素晴らしいバトンパスで銀メダルを獲得したこと。チームワークが重要だということをとても実感した。(30歳・既婚)
  • 陸上の400mリレー。 ファイナリストと9秒台の選手がいないのに銀メダルをとれたから。 駅伝などと一緒で、日本人は自分のことだけじゃなくつなぐ人がいると思うといつも以上の力が出るんだと思います。(33歳・独身)
  • 男子個人総合での内村選手の金メダル。銀メダルだったベルニャエフ選手との最後までギリギリの戦いは手に汗を握りました。(34歳・独身)
  • 女子団体の卓球は、ほんとに目が離せないほどハラハラしながら応援した。あんな小さかった愛ちゃんが、こんなに大きくなって、ひと回りも下の選手にアドバイスしたり支えている姿を見て、時の流れを感じながら親戚のような目で応援した。(38歳・既婚)
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74年後の東京オリンピック2020について、実際に会場に行って観戦しようと思いますか?

(n=642)

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<まとめ>

 今回のリオオリンピック2016では、日本は過去最多のメダルを獲得して終了しました。選手たちの活躍を連日睡眠時間を削ってご覧になった方も多かったと思います。そんなオリンピックについて、オフィスで働く女性たちがどんな競技を観戦していたのか、注目していたのはどの選手だったのか、その実態を調査しました。

オリンピックについて関心を持っているのはおよそ4人に3人

 オリンピックについて関心を持っているのは76.3%でしたが、リオオリンピック2016で何らかの競技を観たのは85.9%と、オリンピックについて関心を持っていない人も観戦していたようです。観戦方法は、テレビが82.2%と突出していました。非常に少数ではありましたが、実際に現地に行って観戦した人もいました。

最も観戦された競技は体操

 観戦した競技を聞いたところ、体操が73.2%と最も多く、次いで、卓球が64.2%、陸上競技が57.1%でした。その中で一番興味を持って観戦した競技は、これも体操が27.1%と最も多く、次いで、卓球が12.2%、陸上競技が11.5%でした。また、最も注目していた選手のベスト3は、1位は体操の内村航平さん、2位はレスリングの吉田沙保里さん、3位はテニスの錦織圭さんでした。理由として多かったのは、金メダルや4連覇への期待ということでしたが、TV番組やCMなど彼らの露出の高さも少しは影響しているのかもしれません。

最も感動したシーンは陸上競技の男子400mリレー

 最も感動したシーンでは、陸上競技の男子400mリレーという声が多かったです。10秒の壁を破る選手がひとりもいない日本がアジア新記録で銀メダルを獲得したことに感動をおぼえた人が多かったようです。4年後の2020年には、いよいよ東京でオリンピックが開催されます。実際に会場に行って観戦しようと思っているのは58.6%でしたが、本番ではもっと多くの働く女性たちが観に行くのではないでしょうか。選手たちには、リオを超えるメダルの獲得、そして感動を期待しています。