vol.142
OLのためのフリーペーパー「シティリビング」がオフィスで働く女性の消費動向をガッチリ調査。
女性のマーケティングデータが満載です。
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4人に3人が感じている!オフィスにおける肌やカラダの不調
働く女性がオフィスで感じる肌やカラダの不調について調査
設問
調査概要
- 調査期間:2017年5月
- 調査方法:シティリビング メール会員に対するWEBアンケート
- 集計数:503人
- 平均年齢:平均年齢39.6歳(22歳〜52歳)
(20代:8.3%、30代:37.4%、40代:46.7%、50代:7.6%) - 勤務形態:正社員 73.6%、契約・嘱託社員 6.6%、派遣社員 10.1%、パート・アルバイト 9.7%
- 暮らし方:一人暮らし 26.4%、親と同居(独身)28.8%、DINKS 21.9%、夫婦と子ども 17.1%、その他 5.8%
1オフィスで仕事をしている際に、肌の不調を感じることがありますか?
(n=503)
2肌の不調は具体的にどのようなことですか?(MA)
(n=373)※対象:Q1で「ある」
3オフィスで仕事をしている際に、カラダの不調を感じることがありますか?
(n=503)
4カラダの不調は具体的にどのようなことですか?(MA)
(n=383)※対象:Q3で「ある」
5肌やカラダの不調の原因としてあてはまるものをすべてお選びください。(MA)
(肌の不調n=370、カラダの不調n=381)※対象:Q1・Q3で「ある」
6肌やカラダの不調を改善するために何かしていますか?
(肌の不調n=n=367、カラダの不調n=380)※対象:Q1・Q3で「ある」
7肌やカラダの不調を改善するためにしていることの具体的な内容を教えてください。(FA)
※対象:Q6で「はい」
肌の不調に対する具体的な改善策
- ビタミン剤を飲んだりする(27歳・既婚)
- ヨーグルトや乳酸菌飲料・栄養ドリンクを摂取する(28歳・既婚)
- 休日は全く化粧をしない!(31歳・独身)
- USBバッテリーの卓上加湿器を机においている、夏でも温かい飲み物を飲む(33歳・独身)
- 自分のデスクに化粧水常備してます。肌がピリピリするときにすぐ使います(34歳・独身)
- 著しく不調が出た場合は、化粧をするのをやめる数日を作っています。そして頻繁に化粧水を入れたスプレーを顔や腕に噴霧しています(41歳・既婚)
カラダの不調に対する具体的な改善策
- ストレッチをして、気分を切り替えてる(24歳・独身)
- フィットネスに通っている(26歳・独身)
- ストレスをためないように好きなものを口にする(32歳・独身)
- トイレに行きたくなくてもトイレにちょくちょくいってストレッチしている。真面目に仕事している風を装って、頭の中では遊びのこと、おもしろいことを考えている(34歳・独身)
- 膝掛けを愛用したりl、靴下を履いて、冷えないようにしています(41歳・既婚)
- なるべくこまめに席を立つ。トイレでも何でも。隙を見ていつでもストレッチ!(44歳・独身)
8肌やカラダの不調を改善するものがあれば試してみたいと思いますか?
(肌の不調n=n=351、カラダの不調n=370)※対象:Q1・Q3で「ある」
9次にあげる中で、オフィスの悩みとしてあてはまるものをすべてお選びください。(MA)
(n=503)
シティリビングの調査では、「経済的な不安がなくても働き続けたい」人は約73%。その理由は「経済的自立」が1位でした。多くの女性が、働いて経済的に自立することが、誰かに依存するよりも現実的と捉えているようです。そんな中、働く女性がオフィスで感じる肌やカラダの不調について調査しました。
オフィスにおいて、「肌の不調を感じる」74.8%、「カラダの不調を感じる」76.9%
じつに働く女性の4人に3人が、オフィスにおいて肌やカラダの不調を感じていました。肌の不調の具体的な内容は、「肌の乾燥」が86.9%と突出しており、次いで「化粧崩れ」が47.7%、「眼の下のクマ」が31.1%でした。カラダの不調の具体的な内容は、「肩が凝る」が73.1%、「眼が疲れる」が67.9%と多く、その他では、「カラダが冷える」「カラダがだるい」が5割近くでした。
肌やカラダの不調の原因は、ストレスよりもオフィスや仕事の環境
肌の不調の原因は、「エアコン環境」が85.1%と突出しており、次いで「PCの長時間使用」が58.6%、カラダの不調の原因は、「PCの長時間使用」が75.3%と突出しており、次いで「エアコン環境」が62.7%でした。また、「仕事のストレス」もそれぞれ50.0%(肌の不調の原因)、55.6%(カラダの不調の原因)と高いポイントを獲得していました。そして、実際に肌やカラダの不調に対する改善策を講じているのは約4割超、何かしら改善するものがあれば試してみたい(まあ試してみたいを含む)は9割超という結果でした。肌やカラダの不調を改善する商品やサービスは、“オフィス”を切り口とした訴求をすれば、働く女性により刺さるのかもしれません。
オフィスの悩みNO.1は「人間関係」
オフィスの悩みを聞いたところ、3割以上のポイントを獲得しているのは、「人間関係」44.9%、「エアコン環境」38.6%、「収入」36.0%、「仕事の内容」33.0%でした。肌やカラダの不調の原因でポイントが高かった「エアコン環境」が第2位に入っていることを考えると、オフィスの「エアコン環境」を少し変えるだけで、働く女性の仕事効率は今よりも上がるのかもしれません。