「助かりました大賞」決定までの軌跡
「助かりました大賞」の選者は、リビング読者=ミセス。
彼女たちの生活実感をもとに、膨大な数の新商品・新サービスがセグメントされていく過程を、初公開します!
紙面告知2002年9月21日付
第1次ノミネート
 対象は2001年10月〜2002年10月に発売された「食品」「家庭用品」の新製品とそれ以外の新サービスなど。編集部では、1年間に寄せられたリリース、毎週の日経POSデータ、新聞・雑誌の記事を基に新商品をピックアップ。一方、読者には紙面で、「『これは便利、助かった!』と実感した商品を教えて」と、呼びかけました。
写真と商品のポイントを掲載したWebページ
第1次投票
 膨大な情報の中から、“便利さ”“役立ち度”“話題性”という切り口で絞られたのは、「食品部門」32アイテム、「家庭用品部門」35アイテム、「その他部門・東京」39アイテム、「その他部門・大阪」26アイテム。これに対し、東西のリビングパートナー(※)1083人が、Web投票を行いました。
※ リビングパートナー=リビング新聞の読者モニター組織。30代・40代を中心に首都圏で約1万6000人、近畿圏で約8000人、計約2万4000人がいます
東京での特別審査会。スーパーを回り、商品情報にも詳しい「プロモートレディ」の仕事をする2人(柳沢一美さん<写真中>と国府田京子さん<写真右>)と、くらしHOW研究所所長・河上多恵子<写真左>が参加
大阪でも、2人のプロモートレディ(左から五角敬子さん。町川佐知子さん)を加えて特別審査会を行いました
特別審査会開催
 Web投票の結果を基に、東阪の読者代表と「くらしHOW研究所」による、特別審査会を実施。各部門10アイテムを、「助かりました大賞ノミネート&入賞商品」に決定!

河上「一覧で見ると、ミセスが助かるためのキーワードが分かるわね」
柳沢「コレ、スーパーで確かに売れてるわ」
国府田「日用品は重くてかさばらないのもポイントよネ 」
集計作業に追われるスタッフ
12月14日付の首都圏版と大阪・神戸版の特集記事、さらに弊社ウェブサイト「えるこみ」で、ノミネート商品を告知、投票を呼びかけました。東阪5849人の読者が、ハガキ、ファクス、インターネットで投票。
紙上ノミネート&最終投票
 12月14日付の首都圏版と大阪・神戸版の特集記事、さらに弊社ウェブサイト「えるこみ」で、ノミネート商品を告知、投票を呼びかけました。東阪5849人の読者が、ハガキ、ファクス、インターネットで投票。
2003年1月決定  集計の結果、「第9回助かりました大賞」が決定。食品部門では「健康エコナマヨネーズタイプ」(花王)、家庭用品部門では「アタック シュッと泡スプレー」が、その他部門では、東京・大阪とも「ハンバーガー59円」が金賞に!
 リビング新聞では3月8日号で発表しています。
マーケターの視点
ミセスの「時間や手間は省いても、
出来栄えは上々に…」を
かなえる商品が受賞

くらしHOW研究所所長 河上多恵子
キーワードは
「早い・安い・手間なし!」

 各部門のノミネート商品を決める審査会で、今年の「助かりました大賞」のキーワードは「早い・安い・手間なし!」だな、と感じました。ミセスは、家事に育児に仕事に遊びに…と、日々忙しい。だから朝、夫や子供を外へ送り出してから、「自分だけ」に課せられた負荷(家事など)を、いかに効率よく、短時間でこなせるかにアンテナを光らせ、そのためのちょっとした投資(新製品購入)は惜しまないものです。
  出来栄えには妥協したくない「ミセス=消費者」
 時短や簡略化はしても、出来栄えには妥協したくないのが、「ミセス=消費者」のシビアなところ。従来のもみ洗いが不要で、部分汚れが簡単に落ちる「アタック シュッと泡スプレー」や、柔軟剤入りの洗剤「ボールド」、いろんな場所の掃除に使え、ピカピカになる「ウェーブマルチワイパー」が選ばれたのは、まさにこうしたミセスの「ツボ」にハマっていたからでしょう。

 また、昨年は食関連で不安材料が多かったためか、食品部門では「体にいいものを納得して買いたい」というニーズに見合った商品が大賞を取っています。栄養素、成分が分かりやすいパッケージも商品購入の分かれ目のようです。

 サービス部門では、「59円」「50円」といった価格の安さに引かれ、乗り越し精算の手間が省ける「スイカ」、時間を気にせず買い物できる「スーパーの深夜営業」が受賞。
 こうして見ると、ミセスは、快適に暮らせる商品やサービスにとても敏感で、使い方も上手。改めて、そのパワーを感じますね。
★くらしHOW研究所とは…
 リビング新聞の読者である女性の本音を調査・分析する「くらしHOW研究所」。そこで集約された、多くの「女性生活者情報」を、女性市場を対象とした企業の皆さまへ提供しています。
 年10回、マーケティング情報誌「くらしHOW」を発行。女性の暮らしを独自の視点で分析した、女性生活者の気持ちと行動をレポートし、生活者の変化を予測しています。


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