2007年は、環境問題についての生活者の意識が高まった1年でした。多くのキャンペーン、商品、サービスが発表・発売された中で選ばれたものは下記の通りです。
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リサイクルしやすいペットボトルの普及 【PETボトルリサイクル推進協議会】多数のメーカーへの指導・呼びかけにより、リサイクルしやすいペットボトルが、この年多く登場。ペットボトルの形状・性能を追求し、リサイクルを推進した。 <読者の声> 「分別がしやすい。簡単にはがせるのでありがたい」(32歳)、「リサイクルは手間がかからないことが大事だと思う」(34歳)
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レンジでゆたぽん あったかスリッパ 【白元】冷えたつま先を温める、フリース製のスリッパ。付属のジェル袋を電子レンジで温め、挿入して使うため、繰り返し使用可能。 <読者の声> 「何度も使えるので、経済的にも環境的にもいい」(33歳)、「足が温かいと暖房の設定温度を控えられる」(35歳)
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エコオク【エコランド】家具など不用品を家庭から引き取り、その一部を出品するネットオークション。まだ使える製品を再利用できる。買い手がつかなければリサイクルへ。 <読者の声> 「欲しい人が使ってくれるシステムは、お互いにも地球環境にもいい」 |
カップヌードルリフィル スターターパック 【日清食品】何回も使える専用カップで食べるカップヌードル。関東では店頭、ほかは通販で購入可。リフィル2食とカップのセット。 <読者の声> 「容器がもったいないと思っていたので」 |
首用アイスノン 【白元】暑さを感じやすい「首」に着目。特殊形状で首にぴったりフィットし、包んで冷やす。冷凍庫で冷やせば何度でも使用可。 <読者の声> 「就寝時だけでなく、日中もこれ1つで冷房をつけずにすんだ」 |
クラフトパルメザンチーズの容器改良【森永乳業】プラスチック・紙・アルミの複合素材容器を、プラスチック素材に単一化。分別しやすく、リサイクルに適した容器に改良した。 <読者の声> 「以前の容器はどう分別してよいかわからなかった」「よく使うものがエコになるのは感動」 |
統一省エネラベル 【省エネルギーセンター】高額家電の省エネ性能を、比較しやすい統一基準(星の数)で表記することに。年間の消費電力が表示され、購入後のお得度もわかる。 <読者の声> 「省エネ度が統一されて比較しやすい」 |
ハチドリキャンペーン【西友】レジ袋削減のキャンペーンを西友で実施。レジ袋を辞退すると買い物料金が2円引きに。何度も使えるエコバッグも販売、破損時は無料で交換してくれる。 <読者の声> 「2円でも得した気分。エコに役立ったと感じる」 |
『不都合な真実』 【パラマウント ピクチャーズ ジャパン】地球温暖化問題を描いたドキュメンタリー映画。全世界で公開され反響を呼んだ。製作に深く関わったゴア元米副大統領はノーベル平和賞を受賞。 <読者の声> 「一人一人が環境破壊に対する危機感を共有できる、説得力ある内容」 |